茶山のさとの晩御飯

介護医療院茶山のさとの栄養課での日常を紹介しています。

10月季節食

朝晩寒く、昼はまだまだ暑い、そんな季節の変わり目の10月中頃に季節食をお出ししました。
季節に合わせて衣替えをするように、料理も季節によって替えて行けたらと思っております。
そんな季節の変わり目のような献立にしました。
献立は、丹後のばら寿司風、粕汁、南瓜の煮付けです。
丹後のばら寿司風の風は、本当は鯖缶をつかって作るのが丹後のばら寿司なのですが今回はツナ缶を使って作りました。
なぜツナ缶で作る事にしたかと言いますと、先日、災害訓練で災害時の食事を出した際に、こういう災害時にこそ食事の大切さやありがたみがより強く感じるなぁと訓練に参加して思いました。
どこまでの災害かはわからないですが、何かできないかと考えていました。
電気が使えなくなった場合にカセットコンロを使って料理をしても保温することが難しいので散らし寿司が最適なのではと思い、具材も備蓄しているツナ缶で作りたいと考え、ツナ缶で作る丹後のばら寿司に行きつきました。
ちょうどコロナの関係で9月の茶山の居酒屋イベントもなくなり、そこで毎年人気な散らし寿司なのでちょうど良いかなとも思っていました。
丹後のばら寿司は利用者さんだけでなくスタッフの方々にも好評で、療養棟にたまたま早く上がった時に丹後地方の出身の介護士さんの気持ちのこもった説明をたまたま聞けて、この料理の偉大さや本当の作りかたを知ったので次は鯖缶ミルフィーユ状にして作りたいと思います。
僕もこの丹後のばら寿司には思い入れがあり、前にやったのは5年前!そんなに前かと、懐かしく思いました。 良い料理です。
調理師 江見

普通食

やわらか食

ミキサー固形食