奈良親子レスパイトハウスのセミナーに参加しました。
ここでは障害を持った子供や家族に「一時的な休息」(レスパイト)を提供されています。その中で食事も出されていて、嚥下障害の子供たちにも色々と工夫して提供されています。
食事は子供たちにとっても家族にとっても大きな楽しみの一つです。なので、ここでの食事はレスパイトハウスで育てた野菜やスタッフが栽培した野菜なんかをふんだんに使って作られたり、奈良の伝統的な料理を取り入れたりと食事というものをとても大事にされていると思いました。しかし、嚥下食を作るとなると、まだまだそのノウハウは広まっていないようです。
そこで普段、我々が作っている嚥下食は役に立てないのか?!
今まで食べてきて食べれなくなったお年寄りと、何も食べたことのない子供たちでは違いがあるのかもしれません・・・でも、少しでも力になれたりヒントになることがあればと思います。
我々がお年寄りのために作ってきた嚥下食は子供たちにも喜ばれるのか?!
つづく…
調理師 辻秀治