茶山のさとの晩御飯

介護医療院茶山のさとの栄養課での日常を紹介しています。

青のりと鰹節。

 さあ、今日も利用者さんと一緒に調理レクレーションのひと時を楽しんできました。
本日のメニューは「たこ焼き」です。

 準備したホットプレートのたこ焼き盤を加熱して油引きでごま油を塗っていくと部屋中に香りが立ち込めてきます。

 少し遅れてやってきた利用者さんやスタッフから「うわ〜、ええニオイ〜。」
油が熱くなったら、刻んだキャベツと葱、天かすそしてたこ焼きの生地を一気に流し入れます。

 そこに、蛸はやっぱり固いのでかわりに小さく切ったカニかまぼこを投入。

 ここからが本番です。
参加された利用者さんが手にした竹串で「たこ焼き」を一つづつコロコロっとひっくり返していきます。

 ひとつひっくり返すごとに「うま〜い。」「おしい〜。」と歓声が起こります。
後ろで見守るスタッフも思わず手を出して、たこ焼きづくりに参加。

 ホットプレート二台に十数人が群がってワイワイガヤガヤと大盛り上がりでたこ焼きの完成です。

 焼きあがった60個のたこ焼きは無事にみんなのお腹の中に、中には8個も平らげた利用者さんもおられました。

 普段の食事では少し食の細い利用者さんもここに来られるとなぜだか皆さん食欲が出てくるようで、とっても嬉しい限りです。

 焼きたてのたこ焼きにソースをかけて青のりと鰹節をパラパラ。
熱々のを口にほうばって皆さん目を白黒させながら、でもとっても楽しげに午後のひと時を過ごしてくださいました。


                     調理師    小畠