茶山のさとの晩御飯

介護医療院茶山のさとの栄養課での日常を紹介しています。

療養棟利用者様調理レクレーション。

 利用者さんと一緒におやつ作りの調理を行って、楽しみながらリハビリもしていただこうと始めた「調理レク」です。

 最初は、楽しんでもらえるのか?ホットプレートを使ってやけどをされないか?食べれるの?と、???だらけでした。

 でも、初めて見るとそこにはいつもと違う生き生きとされた利用者さんの姿がありました。
女性の方は、家庭で料理をされていた頃を思い出されたり、男性の方は、調理の仕事をされていたりとかそれぞれの思いがこもった「調理レク」が出来上がりました。

 たこ焼きを作ってみると、懸命に焼いておられる方や周りの利用者さんにお代わりを進める方、モクモクと食べておられる方などそれぞれの楽しみ方があるものだと感心しました。

 でも、一番驚いたのは普段の食事はゼリー食やミキサー食をお出ししている利用者さんや食の細い利用者さんが「調理レク」に来られて一緒に作ったたこ焼きやお好み焼きはむせることなく食べることができることです。

 自分で作った食事なので食べられるのか詳しいことは分かりませんが、私は「調理レク」の行われる部屋は奇跡の部屋だと思っています。

 これからも、多くの利用者さんにこの部屋で食事の楽しみを思い起こしていただくお手伝いを続けていきたいと思っています。

 このイベントに関わる全ての職員とともに頑張ります。
皆さんよろしくお願いします。


                           調理師   小畠