全国介護老人保健施設大会に、初めて参加しました。管理栄養士の床井です。
全国大会と言うことで、たくさんの人たちが来られていましたよ。
興味深かった演題発表は・・・
・利用者さんの経口摂取を続けるための取り組みで、歯科との関わりや、多職種との情報共有の効果的な方法
・多職種共同による口から食べるための支援で、で誤嚥性肺炎を減らすことができたという報告
・口から食べるの支援を、施設の相談員と共同で行い、在宅復帰を可能にしているケース
・通所リハビリの利用者さんへの栄養改善サービスの取り組みでは、業務のシステム化や多職種、地域の利用者さん、ご家族、ケアマネさんへの啓蒙活動など積極的に行われていて、成果を出されている報告
今まで、これが標準だと思っていた方法でも、他施設の取り組みを知ることで、もっと他にいい方法や利用者さんのためにできることがあるかもしれないなって思いました。
茶山のさとの志藤ＳＴは、味覚・嗅覚・咀嚼の研究を報告しました。なかなか他にはない研究で、興味深い内容だと思います。
療養棟からは、斎藤介護士から利用者さんの事例報告です。療養棟スタッフの努力と、利用者さんに寄り添う優しさに感動し、涙をこらえるのに必死でした。
私は、地域包括ケア時代の老健の役割と題して、食支援の取り組みを報告させてもらいました。
発表された方々からたくさんのヒントをもらったので、これからもワクワク楽しんで進んで行きたいと思います。また、役に立つことを発信できるようになっていきたいです。
