茶山のさとの晩御飯

介護医療院茶山のさとの栄養課での日常を紹介しています。

あすかい歯科とコラボしました!

少しづつ夜明けが早くなり、はるの訪れを感じますね。
管理栄養士の床井です。

大阪民医連の歯科衛生士さんの研修会で話しました。
今回は言語聴覚士の志藤さんと、あすかい歯科の大塚先生とも一緒に行きました。
参加者は32人!仕事が終わってから、たくさんの方が参加されました👏

まずは歯科医師の大塚先生のお話。

今後ますます進んでいく医科歯科連携のためのお話。事例や資料の紹介、多職種との関わる姿勢、スキルアップの方法など盛りだくさんでした。
歯科衛生士さんへの愛を感じましたよ〜💓

患者さんの事例も紹介されました。下唇のサポートが弱まり、舌が飛び出してしまうオーラルジスキネジア(顎の不随意運動)の患者さん。下額の義歯を入れることにより、舌は口腔内におさまり、口を閉じられるようになりました。義歯は、食事をするためだけのものじゃないんですね!!

その後は、私が話をさせていただきました。

内容は、茶山のさとの食の取り組みと歯科との連携について。茶山のさとの嚥下調整食の紹介と、地域や多団体との食の取り組み、また、あすかい歯科との連携がパワーアップしたことの効果について説明しました。

最後は、志藤言語聴覚士の、言葉と食べる機能について。

言語聴覚士のお仕事の紹介、嚥下障害の診る方法、各種訓練の方法について。
言葉のやりとりから嚥下障害を診る方法についてがとても興味深かったです。
利用者さんの声がガラガラ声、弱弱しい声、力んだ声などを聞き分けて、誤嚥リスクや、喀出力、咽頭残留の可能性を判断しているそうです。
大きな声やよくしゃべる人は、常に訓練している状態なので、有利だそうですよ。

とっても勉強になりました。
今後も、あすかい歯科と一緒に活動していけるのが楽しみです♪